お絵描きを積み重ねて

今日は仕事から帰ってラックを組み立てました。結構大きいもので部屋にとっ散らかっている絵を整理する棚がほしいと思っていました。絵ってポイポイ置くとすぐに場所がなくなってしまうんですよね。僕は油彩メインで描いてますが保管に関してはちょっと気を使っています。油彩画はもちろんのこと、絵画は日光と湿気がダメージになります。特に日本は湿気は避けられない気候なのでケアしてあげる必要がありますね。ホコリがつくからクローゼットや押し入れにしまうのはまずそうです。直射日光が当たらず風通しのいい場所を見つけましょう。

コロナで外出たくないというか一応教室のリーダーなので安全な行動をするようにしています。普通の会社員なら外に遊び行っていると思いますが守らなきゃいけないものであるのでまぁひっそりと。

デッサンは大切ですか。僕にはもうデッサンをしている感覚が丸っきりないのでよくわからないです。鉛筆で描けばデッサン?モノクロならデッサン?パステルまではぎりデッサン?その線引きはよくわかりません。たくさん描いてれば勝手にデッサンしてるんじゃないかな。

デッサンでよくある間違いに気付きました。デッサンというと描写力がイメージされるようですがこれ違うと思います。細かい描写ができるとデッサン力があるとはならないような気がします。デッサンのある一部の能力と言いますか。例えば顔を鉛筆で細密に描けたとしても風景が全然ダメだったら根本的なデッサン力がないことになるのでは。描写力がなくても画面全体の構成が上手ければそちらに軍配があがるような。物を俯瞰で大きく見れる方がかっこいい絵が描けますね。

アカデミックデッサンをした経験から思うこと。アカデミックデッサンはかなりの確率で一生懸命やれば才能に関係なく上手くなります。上手くなるといいですよね。自分の表現も思いのまま。素晴らしいことです。でもなぜやる人が少ないの?日本で根付いていないから?辛そう?

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レッスンでのひとコマ。木炭でしっかり描けています。
教室オープンしたときはアカデミックデッサンを意識していましたが最近はそうでもないです。そうでもないといいますか、もう当たり前のようになってしまったからです。色々なデッサン指導を見て考えましたが合理的でやれば確実に上手くなるのがアカデミックデッサンかなと。ストレスが強いので教室でやっているのは簡易版ですが。



こんな風にデッサンについて書いていますが最近のKenitoはお絵描きがしたいのです。大人のお絵描き。指導しているとどうしてもかしこまった感じで描いてしまう癖があるのでもっと気楽に伸び伸びと。レッスン中に軽く透明水彩で。ヤギさん?練習なんでどうでもいいです。

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練習で描いてもここあぁすればよかったとかもっと色沈ませてもいいのかなとか考えさせられることはたくさんあります。絵なんてこの繰り返しですよ。この繰り返しを多く、長く、深くやった人の勝ち。忍耐ではなく、喜びとして。

様々なメーカーの絵具も試しています。メーカーによってはかなり色が強いものがありますがガッシュのように感じることもあります。これを透明水彩として扱っていいのなら水彩と言えどかなりインパクトのある絵が描けるかもしれませんね。海外の画家さんの水彩は強いですがこの辺を利用してるような。
パレットってすてきな言葉ですね。自分が色々試して選び抜いた色たちが並ぶ宝石箱みたいに思います。宝石箱を開ければそこは夢の世界。。。

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