水彩の人物画

今日はのんびり海で遊んできましたがけっこう水が冷たくなってきました。そろそろブーツの季節かな。帰って湯船にゆったりと浸かる。。。
雨降った次の日は波がある。低気圧か前線が通るからですね。高気圧に覆われて~の晴れの日は期待が薄いです。

スペインから帰って僕の先生の人物画クラスに参加したときの絵です。もう6年ぐらい経ちますね。2日連続ポーズだったか忘れましたけど木炭デッサンをして2枚目だったので実質3時間ぐらいの制作だったと思います。

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この当時はまだ水彩に興味がなく、何も考えず楽しく描いているだけでした。筆も普通のナイロン筆。紙なんて水彩紙であればなんでもよかったです。
けっこう濃い色も使っていますが僕はかったるいときはチューブから直接絵具を紙に乗せます。水彩もあんまり厚塗りすると割れますので注意してくださいね。

そう。上手い下手の前に描きたいがある。
日本は日常的にアートが根付いてないから絵を描くときに構えてしまう。おまけに失敗がダメとされる文化的背景。

失敗は学び。失敗して学びますので失敗しない人は、失敗を恐れる人は上達のチャンスを逃します。

人物画クラスは僕も参加して描きますが果敢に失敗します。立場上、「おぉーっ!さすが先生」とならないといけないかもしれませんがそんなことは気にしません。いつも成功する描き方をすれば失敗はないかもしれませんが現状維持が嫌いなんです。

枠内のこと。一般的に指導されている内容や描き方の枠におさまっているようではなかなか鑑賞者をうっとりさせることができない。
自分の感情を絵に叩き込め。

お金じゃ買えない幸せな感情。絵を描く中でそれは感じられると思います。

最近筆を買い直し次いでに毛の種類も見直しました。油彩にはコリンスキー、豚、馬、狸、オックス、パラリセーブル、ナイロンなど色々使われます。ご自分にあったものをチョイスしましょう。
買った筆を使って試しに軽く描いてみました。

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油彩は使うオイルによっても描き味がかなり違います。リンシード、サンシックリンシード、スタンドオイル、ポピーオイルなど。ビギナーは「ペインチングオイル」でもいいですが少し慣れてきたら溶剤遊びをしましょう。どんどん遊ぶんです。

スペインで上手くなることをたくさん学ぶ予定でしたが結果的に学んだことは絵は自由だということ。基本的な部分は早くおさえてどんどん自由になってください。

絵が上達する基本原理は至ってシンプルです。それをやるかやらないかだけですね。
オープンから3年。結果が出ている生徒さんもいるのであとは本人次第です。

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