ヌードクロッキーの反省

ヌードクロッキーは慣れの部分が大きいです。上手く描けなくてもたくさん練習すればヌードクロッキーは上手くなります。その過程でたくさんのことを学べるでしょう。ただこれってヌードを描くための手が慣れているだけでもあります。ヌードは上手いが静物などを描いたときにクオリティに差が出てしまうのはその証拠ですね。根本として絵が上手くなっているとは違うかもしれません。

ヌードクロッキーになると画材遊びをする人もいますが最近画材に頼るのが嫌になってなるべくシンプルなもので描いています。その方がより深い感情を感じられるような気がして。。。仙人みたいですね。笑

まだ慣れていない人は色々なアプローチで楽しんでください。
色画用紙に書いたり利き手と反対の手で描いたり。方法はたくさんあります。

普段制御された生活をしているので心が開きにくくなっていますね。たまには思いっきりバカをするのも悪くないと思います。その機会を与えてくれるのがクロッキー。絵を描くときは社会通念を持ち込んではいけませんよ。笑

先日、教室でヌードクロッキーが開催されました。
自分の反省も含めてアップします。僕の独り言だと思ってお読みください。

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1セッション目。肩慣らしです。
最近時間内に焦って描くというより線を選んで引くようなトライをしています。
アタリ線をなるべく少なくしてクロッキーらしく線で表現したいなと考えています。
逆に手数が減って物足りなさも感じますが。。。

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モデルさんの胸辺りにあるのは花です。花を持っての5分は厳しい闘いになりますがモデルさんからの挑戦ということで強気に受け入れます。
チュラポにはいませんがモデルさんの愚痴を言う人がたまにいますね。モデルさんへ文句言えるのは上手い人だけです。描けないうちは黙って描きましょう。
クロッキーをやっていて思うのですが何が描いてあるかより何かを感じる1枚の方が価値があるような気がします。ということから細部の描写にあまり興味がないです。(ただ上手に描かれたクロッキーは失敗作。。。)

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モデルさんにワンピースを着てもらいました。
着衣モデルでのクロッキーもまた楽しいです。肌色と服の色の違いを塗って出せれば御の字ですが時間がありません。どうしましょう!?それもまた課題になって模索するのが楽しいですね。

右側のポーズは顔を描くのがしんどかったです。
仰向けの顔は難しいですよね。こんなときは自分にこう言い聞かせます。「固有名詞は捨てろ!」
目!鼻!など固有名詞に引きずられると上手く描けません。
あくまで観えたまま描かなくてはいけませんが、もっと具体的に言うとトーンで描く意識を持ってください。

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2分クロッキーですね。クロッキーの醍醐味を味わえるのが2分クロッキーだと思います。5分だとまだ意識、考えながら描くことを忘れられない人が多いのではないでしょうか。
2分では無意識に描きますから本当の自分を体感できて楽しいです。
僕がストップウォッチを見ながら描くので大変ですがそこはまぁ仕事ということで。

絵は概ねじっくり描くか短期間で描くかに分かれますが写実を除いて短期間に属すと思います。短期間は筆跡が残る感じの絵です。そのような絵を描くときはクロッキーの要素がとても大切になります。感じたものを絵に注入する能力とでも言いますか。教室ではクロッキーをするように推奨していますがそれは良い絵を描くためにとても大切な能力だからです。ストレスのかかることなので無理にとは言いませんが上を目指す人はやった方がいいです。

僕は木炭を主軸としてデッサンしてきたので線の潜在能力についてはまだ探究している最中です。
でもなんとなく線の持つ力は偉大だなと感じています。
線は引かないと精度が上がりません。たくさん引きましょう。
たくさん引く中で総合的な造形力が磨かれますよ。

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