やっぱり目を細めましょう!

今日は久しぶりの秋晴れで気持ち良かったですね。体のメンテがしたくて鍼治療に行ってきました。最近手首が痛かったのと慢性の首と肩の凝りですね。手首を鍼でグサグサ。先生が刺す前に「ごめんねー」って言うと大体けっこううずきます。まぁ体の凝りや手首の痛みとは一生付き合う覚悟ができているのでなんてことはないです。ゆるゆるになった体でサクラ(愛犬)とのんびり過ごすとかなり癒されます。

今日はなんの話にしましょうか。
当教室では通信教育もやっていますがけっこう面白いです。顔も描いているところも見たことのない方の添削をするので大変ですがなんとなく描き方の癖みたいなものが送られてくる絵だけでわかります。鉛筆の寝かせ具合や筆のタッチ。今まで「どうやって描いてるんだろう」と多くの画家さんの絵を見たことが活きているような気がします。自分の中の引き出しが多い方が幅が広がりますよ。たくさん絵を見ましょう。

デッサン基礎講座。こんな簡単なモチーフで講座を作っていいのか最初悩みましたが結果的に見ると簡単なモチーフでよかったです。単純に簡単な物が描けなければ難しい物も描けませんよね。ただつまらなく感じがちなのが難点。だから僕はいつも聞きます。「上手くなりたいですか?」
上手くなりたくて皆さん教室に来るのでおかしな質問ではありますがけっこう重要だったりします。教室に行けば上手くなるだろうと勘違いしているケースが多いんですよね。本人にやる気がないともちろん上手くなりません。その意思確認の質問ですがされた方もきっと「あぁしっかりやらなきゃいけないんだ」とスイッチが入るように見えます。絵は自主性ですよ。受け身ではダメ。

最近、風景画についての記事が増えていますがその続きです。
簡単に風景を描けるようになるには簡略化は避けては通れません。簡略化って何?言葉で説明できないとやみくもに描いているだけでは出口が見えなそうです。簡略化。簡単に描く?簡単ってなんだ?
具体的な策がないと雑に描けば簡略化してるような気もしてきます。多分これは違うでしょう。

色々本を読み漁りましたが簡略化の一つの答えとしてトーンのグループ化が挙げられそうです。

cottage-1.jpg

シンプルそうな風景ですがサラッと描くには建物の細部や木の細かいところが嫌ですよね。絵を描くときに目を細めろとはよくされる指導ですがその神髄は余計な部分を無視して大きく画面をとらえることです。
目を細めて見るとこんな感じですか。

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細かい部分がかなり消されて楽になった気がします。要は同じようなグレーは一つにまとめちゃえってことですね。
焦点ポイントはもう決まっていて煙突2つと建物の膨らんだ真ん中辺りですね。そこを際立たせるために建物背景は暗く(コントラストで人目を呼ぶ)、下半分の緑はある程度のベタ塗りで済ませてもいいかなと思います。
もう一つサンプル。

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なんとなく地面のタイルや建物のくたびれた感じを出すのが厄介だなと感じます。目を細めると。

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雑ですがトーンをグループ化してベタ塗りしてみるとこうなります。

マッスによる簡略化1_2

最初から細かいところばかり見ると簡略化するのに苦労します。こんな雑なサンプルでもなんとなくその風景を描けてますのでこの上から味付けしていけばいいのかなと思います。くたびれた壁を表現するのになんらかのテクニックが必要でしょうがそれはたくさん描いて自然に身に付くもの。タイルもそう。抽象化しようが暗示力をつけるようなエクササイズが必要です。このエクササイズをしないで怠けると拾ってきたテクニック的な技法を取って付けたように描くのが関の山でしょう。

とにかく楽しくたくさん描きましょう。知らずのうちに描けない難題も克服してしまいますよ!

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