油彩のマチエール

今日は久しぶりに波乗りしてきました。
年末から休みの日は絵ばかり描いていたので良い気晴らしになりました。
海から見る夕日がとても綺麗で空にはたくさんの色が見えました。
空を青色だと思ってる人が多いですが緑や紫も見えますよ。
波があまり入ってこないときは遠くの景色を見ながら彩度や鮮やかさなどを観察しています。
自然はいいですね。生きている感じがします。
できるだけ子供のまま大人でいることが目標です。とにかく遊ぶ。時間があれば好きなことをする。そんな毎日にしたい。笑
しっかりとした大人を気取って疲れていたらモトモコモナイですよね。

最近はもっぱら油彩なので油彩関連の記事になっています。
今興味がなくても読んでおいてくださいね。
人間の興味など一瞬で変わりますから。^^

油彩の特徴の一つはやはり物質感です。粘性のある絵具なのでこのメリットを活かしたいところです。

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サンプルを一つ。僕の絵のとある一部です。
壁を表現した部分ですが面白いテクスチャですね。
水彩などでは出せない表現です。



僕は絵を始めた当時からマーク・ロスコが好きなので抽象的な要素があるものにしっくりきます。
油彩は厚塗りすると割れるリスクがあります。
特に油彩の特性を理解しないで厚塗りすると割れます。
僕が過去描いた絵で割れてるものが一枚もないので今までの描き方なら問題ないとのある程度の答えは出ています。

上のサンプルの話になりますがいつも「一様に塗る」ような描き方だとこのようにはなりません。
指導していると思うことがあります。
筆を使うと塗ることにばかりになります。
筆で描いてもいいんです。塗るのではなく描く。筆で描く。
ベースの色を置くときは塗るタッチでいいです。ただ「筆で描く」感覚がないとただ塗っただけで終わってしまいます。
ここから絵が面白くなるのにと思うタイミングでフィニッシュしてしまう人が多いですがもったいないです。筆で描くことを意識してもうひと仕事してあげましょう。

サンプルの絵は厚塗りしてあります。
油絵具は色によって乾燥時間が違います。気にするところは「どの絵具が乾燥が遅いか」ですが、ざっくり白と黒は遅いと覚えておきましょう。白絵具を含んだ色も乾燥が遅くなるということです。
じれったい人はクイックドライホワイトが売られているのでそれを使いましょう。

油彩楽しいですよ。チュラポでももっと油彩やる人が増えてくれるといいのになぁ。。。

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