油彩の画材についてあれこれ

休みの日は絵に集中です。
やはり絵は描けば描くほど楽しいですね!
波乗りもしたいですが最近は絵が優先になっています。
油彩ばかりですが久しぶりにやると気付きも多いものです。

○溶剤について
一般的に普通のペインティングオイルを使っている人が多いかと思います。これって仕上げの段階で使う配合になっていますよね。描き始めはかなり薄めて下描きしたり、塗り始めも割と薄くが多いと思います。描き始めの段階でペインティングオイルをそのまま使うと油が多くてギラギラになってしまいます。なので描き始めはテレピンで溶剤を薄めてあげると扱いやすいです。仕上げに向けてテレピンの量を減らしていけばファットオーバーリーン(上の層ほど油を多く)の原則が勝手に保持されます。※ここではテレピンで話しましたが使っているペインティングオイルが何で希釈されているか成分を見てください。テレピンの他にもペトロールがあります。匂いが気になる人はペトロールがおススメです。僕は匂いが好きなのでテレピン派。匂いは五感に響きます。笑

○筆の種類について
豚毛の筆が油彩では一般的ですがナイロンなど柔らかい筆も使われます。
この違いはなんでしょう。
豚毛は硬いので溶剤を混ぜるとレーキ(熊手)のホウキのように絵具がスカスカした状態で乗りますよね。これを嫌がる人が多いですがそんなときはナイロンや安い天然毛の柔らかい筆を使いましょう。ベタ塗りができます。
毛の種類がわからないのはもう論外なので絵を描く前にしっかりその違いを覚えましょう。
柔らかい筆はしっかり洗うようにしましょう。油が残っていると次回硬い状態でのスタートになり、豚毛と変わらないのでその性能を発揮できません。
筆の柄や服が絵具で汚れているとアートしている気になる人が多いですが綺麗に越したことはないです。必然で汚れるのは仕方ないですが有名な画家さんでもアトリエが綺麗な人が多いような気がします。

○筆の大きさについて
僕が指導していて皆さん使う筆が細いなと感じます。キャンバスの号数と同じ大きさの筆を基準に考えるといいです。(10号なら筆の柄に10と書いてあるものを基準にする)
特に描き始めは大きな色面を構成しているので小さい筆を使うのは時間が勿体ないです。

○パレットについて
ペーパーパレットは切り離してポイなので片付けが非常に楽ですね。
教室では片付けの時短も兼ねておススメしています。
がしかし、ペーパーパレットの弱点もあります。
基本的に一層描き以外は何かの色の上に重ね塗りしますよね。
ペーパーパレットは白です。白い下地で見える色とキャンバス上にすでに置かれた色の上に置くのとでは色が変わってしまうのです。
これは厚く塗って下の色が隠れていても影響してしまいます。
ペーパーパレットで混色するときはキャンバスに塗ったとき何色に見えるかを考慮しながら色を作りましょう。
ここからは僕の意見です。ガラスパレットがいいと思います。
固まった絵具もケレンで削り取れますし、混色しているときも筆が滑らかです。ガラスの下に薄いグレーの紙を敷くとベストです。
現代の油彩は色味のある中間調から絵が動いていくのでグレーが合うと思います。木のパレットはクラシカルな絵、茶色の下塗りをしてから描く油彩にマッチします。先ほどの説明通り、茶色の上に色を置くので。

先日面白い質問をされました。
キャンバスの白を透かせて明るく見せてもいいのかと。
水彩をメインにされているのでその感覚があるのだと思います。
水彩は白絵具を使わず紙を透かせて明るく見せますよね。
油彩でもアリだと思います。どこでそれをやっていいのかのルールはありますが長くなるのでまたの機会にでも。
白絵具を混ぜてしっかり塗って明るく見せなくてもいいことを覚えておくと油彩の使い方が上手になります。

潜在的に油彩やりたい人は多いようですね。
匂いがダメな人がいますが僕は大好きです。デジタル絵画は匂いがないので臨場感が足りなくてどうも気が進みません。
パレットで絵具をコネコネどうですか。チャレンジャーお待ちしています。

コメント


認証コード0376

コメントは管理者の承認後に表示されます。