カテゴリ:色

屋外のカゲ色

今日は屋外でのカゲ色のお話です。
僕は外でスケッチしませんが眼ではいつもスケッチしています。
気にして観ると色々と発見があるものです。

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大昔、人は多くの時間を外で生活してきました。その中で本能的にカゲは青いと刷り込まれたという話を聞いたことがあります。左の写真のイメージです。



しかしカゲ色が青もしくは紺だけだというのはあやしいです。
だから厄介なのかもしれませんね。
カゲ色が上手く作れない、カゲ色に関わらず絵の中で上手くできないことがあるとしたら何かしらのとらわれが観えたものをそのまま描くことの邪魔している場合がほとんどです。
観えたのに描けないなら枚数が足りないです。描くだけで上手くなるならたくさん描きましょう。

もっと掘り下げて白い像のサンプル写真を見てみましょう。確かにカゲ色は青っぽいですね。
青い部分には共通なことがあります。さてなんでしょう。

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カゲの中でも上向きになっているところが青いですね。寒色です。上向きのところは空が照らすので青くなります。スカイライトの仕業です。

下向きになっているところは青くないです。地面の色が反射しているので土色がかった色をしていて暖色ということになります。暖色と言っても赤味を帯びた黄色の額周辺と鼻に比べたら色温度は下がります。色温度が逆転するのはよくあるミスなので気を付けましょう。



要はナチュラルハーモニーとの兼ね合いを考慮してもカゲ色で暖色があり得ることになります。
先ほど言いました「カゲ色は青い」があやしい理由がこれですね。

教室では丸い物も面でとらえるようにしつこく指導しています。
デッサンっぽいことのように聞こえますが色を使うときもとても大切になります。

カゲの中で…
面が変わる→トーンが変わる→色が変わる ※反射光の影響
デッサンのためのデッサンではなく、絵画へ派生する考え方です。

ちなみに白い石膏像を色で描くのも良いエクササイズになります。
「白いから何色で塗ればいいですか?」「紙の白のままでいいですか?」
よくある質問です。光の色を塗りましょう。
白い物は光源の色と反射された光の影響が強いのでそれを見つけてください。

カゲ色は画面の雰囲気作りに大きな役割を担います。
もう一度よく観察してみましょう!

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