色温度をより深く理解するために
教室では生徒さんが色が作れないときに色温度について話します。
「今観えている色は暖かいですか?冷たいですか?」
色を合わせようとしてもなかなか合いません。
色温度を目から感じようとすることで色作りのヒントになることが多いので試してみてください。
ざっくり黄、赤は暖色、青は寒色。その間はニュートラルとしましょう。
青も赤よりに寄ると暖色の青になります。
ここまでいいですか。
教室のワークショップ「色彩エクササイズ」を受講済みの方は問題ないでしょう。
問題はそのあとです。
緑を作るとき黄色と青を混ぜますがカドミウムイエローとセルリアンブルー、カドミウムイエローとコバルトブルーで作られる緑は色温度が違います。セルリアンブルーとコバルトブルーでは青の色温度が違うからです。
同様にカドミウムレッドとウルトラマリン、カーマインとウルトラマリンで作られる紫も色温度が違います。
絵具の名前がわからないのは論外なので早々に覚えてください。
「赤と青を混ぜたら紫ができる」ではちょっと甘いです。
もう少しシビアに色温度に迫りましょう!
色温度を考えながら塗っていくと画面に統一感が出てきます。
暖かいか、冷たいか自問自答しながら混色する癖をつけるとネクストステージに行けます。
コメント
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もがいています
もがいています
固有色 水彩画の色作り 水の量 明暗部 等など
ですが こうしてブログを拝見する度に 「救命具〜‼︎ 」です
今は未だ貴重な救命具を上手く使えず 何とか沈まずに立ち泳ぎの状態ですが 先ずは 救命具が使えるように そしていつか一人で泳げる日を夢見ながらの教室通いです
何泳ぎが好きになるかも 楽しみです
「坊やの顔」難しい‼︎
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Re: もがいています
もがきながらでも楽しければオッケーです。あまりに簡単に描けてしまったら面白くないかもしれません。
絵はあるときふとコツつかめることが多いです。その瞬間が訪れるまでただ愚直に描き続けるのが上達への道でもあると思います。
透明水彩で腕を上げれば他の画材に持ち替えてもスムーズに移行できますので長い目で見てじっくり一つずつマスターしていってくださいね!