パース(遠近法)について

皆さんパースが好きな方が多いですね。
私はパースの勉強を修行時代あえてしませんでした。
傾き、あるいは形が正確に取れれば自然とパースは合うはずだと意固地になっていたのかもしれません。笑

パースはツールです。
絵は上見たり下見たりしながら描くのでこの時点でパースは崩壊していますよね。
パースを取る一番最初のルールはアイレベル(目の高さ)を設定することです。
このアイレベルはある一点を見た状態ですがこれでは絵は描けません。
パースがフル活用された製図などに違和感を覚えてしまうものです。

パースへの意識が強い人に多いのですがモチーフをもはや見ていないことがあります。
モチーフの形を正確に取るための補助ツールがパースです。観察がが最優先です。
パースを合わせてからモチーフを見ても形はズレていますよね。

手順が逆です。
形がなんか変→パースをチェックしてみるか!
枚数を重ねないで知識で上手く描こうとする人は要注意です。

余談ですが空気遠近法というものもあります。
「遠景は青味ががるように色を塗りなさい」
ん?夕日が沈むときは遠景も綺麗なオレンジ色になりますね。
知識で描こうとすると想定外の事態に対応しにくくなります。
ここでも観察が先にありきです。まずは眼を信じましょう。

観察してどうしてもわからないときに調べるとより知識が身になります。
知識で描いた絵はなぜかウソっぽくなりますよね。
現実との多少のズレを人間は感覚的に察知するのかもしれません。
繊細に観察された絵は瑞々しく美しいものです。

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