線について

鉛筆デッサンでは線を引きますよね。しかし鉛筆は塗るようなタッチも使えて意外と応用範囲の広い画材です。その辺が上級者用の画材と言われる理由かもしれません。
教室では会員さんに簡単なクロッキーをしてもらっていますがペンを使います。

なぜか?
・消せないから
強制的に集中して描かざるを得ない
・ごまかせない
鉛筆では塗ったり指でこすったり逃げ道がありますがペンではなかなかそうはいきません。

慣れないと線をどう引いたらわからないですよね。わからなくていいんです。
答えを考える前にたくさん描いて失敗を繰り返しましょう。その失敗から学びましょう。
よく「面毎に線の向きを変えて~」と指導してますね。
指導する立場からすればこう言えば楽です。なんとなくの答えのような気がしますよね。
で、面毎に線を引けるようになったら?
みーんな設計図みたいな同じような絵ができますよね。個性は?
その指導をしていたらゴッホやフェルメールのマジックのようなタッチが生まれたでしょうか?

悩んでるならまずは描きましょう!描きながら考えましょう!
適材適所で必要な線は違います。
ストロークの長さ、強弱などは直感的なことでたくさん描いた人わからない領域です。
言葉で説明できないからこそ描くしかありません。
絵は楽しいので苦になりませんね?
さぁたくさん描きましょう!

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