ターミネータ

ターミネータとはシャドウが始まるラインのことです。
右の写真をご覧ください。卵の真ん中よりやや下の部分からシャドウラインがあります。これがターミネータです。
日本の美術教育では稜線と言われていますね。
見えたモノを描くことは光をとらえることでもあります。
そこで鍵になるのがこのターミネータです。

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物には大きな二つのパートに分かれます。明暗ですね。
明暗というとなんとなくのイメージになるのでこの際はっきりさせましょう。
物は光が当たっているか、いないかだけです。その明確な線引きとしてターミネータが登場します。物の輪郭とこのターミネータを的確に描かないと反射光などの二次的要素は機能しません。

このターミネータは物の質感を表現するときにも基準となります。
質感表現の代表的な3本柱である外形線、ハイライト、そしてターミネータです。
鉄製の工具箱の外形線を締まりのなりダラダラした線で描くと段ボールみたいになります。ザラザラの質感の物でもギラッとハイライトを入れるとツルツルになってしまいますよね。

ターミネータの話に戻りますが、シャドウは下の物の形状によって形を変えます。ターミネータはシャドウのエッジ部分なのでそれが顕著に出ます。
そのライン取りをつかまえることにより物の凹凸が表現できます。

シャドウに入る手前のエリアは彩度も高く、ディテールも他の明部よりはっきり見える情報の宝庫です。なのでターミネータから派生してたくさんのことを描くきっかけとなります。

以上のことを踏まえて下の写真を見ながらイメトレしてみてください。

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