CHULAPOでは生活の一部に絵を取り入れ、普段の生活では味わえない感覚、楽しさを体験していただきたいと思っています。絵は難しいと思われがちですがそんなことはありません。絵に限らずなんでも一つずつ学んでいけば上達するものです。まずは絵を楽しみましょう。子供の頃、何も考えずに絵を楽しんでいたあの感覚で充分です。
絵はとても奥が深いため、その楽しさも尽きません。探究心と好奇心が旺盛な私はもっと良い絵を描きたいと毎日ワクワクしています。どうか皆様もCHULAPOで絵の楽しさを存分に味わってください。
感性と知性
絵に感性が大切なのはもちろんです。しかし感性は絵を描かない人でも持ち合わせているものです。描き手として感性を表現するにはやはり最低限の技術が必要です。ここが抜けてしまうとどうしても落書きになってしまいます。
当教室では上手く見せるようなテクニックの指導にあまり興味がありません。本当の意味でしっかり描ける観察力を身に付けるための指導に時間を割きたいと思います。皆さんお忙しいと思いますので、なるべく少ない枚数で効率良く上達するように工夫した指導をしていきます。
その向こう側へ
観察力が身に付けば画材に縛られる必要がなくなってきます。モチーフによって、またご自分のその時の気分によって好きな画材で描く幅が広がります。確かに画材への馴れにある程度の時間はかかります。ただ観察力が磨かれた頃にはもうそのプロセスすら楽しみながらできるはずです。
絵は自由です。いつも抱えている固定観念や世間体から自由になれる絶好のステージです。ゆったりと絵を描くことに没頭していく中で、感覚が研ぎ澄まされていきます。遠慮なく本当の自分を解放させてあげてください。それは上手に描くことより有意義なことです。
観たものを描くのではなく、感じたものを感じたまま、その感情を大切に自由に描くことで見慣れたものが違って見えたり、きっとたくさんの素晴らしい発見があります。こうした心の躍動は日々の生活に豊かさを加えてくれるでしょう。