Kenitoが初心者だった頃の絵2

前回の続きです。
習いたてはあまりデッサンしていませんでした。
その代わりひと通りの画材をバーッと触った記憶があります。
鉛筆、木炭、チャコールペンシル、コンテ、コンテペンシル、透明水彩、不透明水彩、アクリル、油彩、テンペラ…
あとなんかあったかな。テンペラは別として1、2年のうちには全て触ったのは確かです。ろくに描けもしないのに。画材屋さんに行くのが好きで画材を見るだけでゾクゾクしてました。笑

結局油彩に落ち着いたのですがこりゃデッサンしないとダメだなと気付いたわけです。そこからデッサンと油彩の追いかけっこが始まります。画材に慣れたら本格的にデッサン力の必要性を感じてスペインではほぼデッサン。画材の知識や使いこなしはあとでどうにかなると思ったからです。こんな感じで今に至ります。

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スケッチ風ですが初期の頃のパステルを少し。ひたすら顔です。

教室ではパステルがあまり好きではないと言っていますが昔はけっこう使っていたかもしれません。パレットの準備や筆を洗う手間がないのでパステルはちょっと色をつけたいときにはいいですね。

仕事から帰ってから描くので疲れていますね。
雑です。でもいいんです。ひたすら描くしか上手くなりませんからね。気合いです。
途中で終わってもおかまいなし。とにかく枚数。
残業?残業はしませんよ。絵描かないといけませんからね。
半端にやっても人より上手くなれん。



こちらは漂白剤とパステルのコンボです。
来年のワークショップでやると思うので楽しみにしていてくださいね!

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パステルは色を直感的に置けるのがいいです。
パレットで混色すると考えてしまいますよね。「赤の補色は~」「あれ?もうちょっと彩度低いかな」とか。パステルは直感的に色を感じるエクササイズになりそうです。というのもパステルでどんぴしゃの色を作ることに合理性をあまり感じないのです。やればできるんでしょうがスピーディーに色を乗せるのがパステルの良さだと思っています。色を合わせるにはパレットで色を自作した方が合理的だと思います。

ちょっと下のも参考までに。

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これは僕が作ったものです。1mぐらいの板に油彩で塗っていきました。絵具の無駄のように見えますが様々な色を置いてその観え方を体で覚えることができます。色は隣り合う色によって違って見えたり、隣の色と混ざり合う様を体感できます。絵でたくさん遊ぶ。遊びから学ぶ。

前回の記事からも言えることですががむしゃらに描いて絵で遊ぶことが多かったのですがその一つ一つが結びついて今の僕を作っているような気がします。

教室では規則正しく教えていますがどんどんこういったトライもしてくださいね。絶対無駄になりませんし、感性も磨かれますよ。

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