抽象画について

8月は第5週の定休日が大型だったのでのんびりしつつ、チュラポ展の作品作りもしていました。
今のところ3枚すでに仕上がっていますのでまぁ壁埋めは大丈夫かなという感じです。まだ描くつもりですがどれを出すかはそのときの気分に任せようかと思います。抽象は2枚セットで出すつもりです。

今日抽象画を2枚上げましたが描く時間より考えている時間の方がよっぽど長い。。。今日考えて描いたわけではなく1ヶ月以上考えていた気がします。ボーッと外を眺めているときや散歩しているときも考えています。僕はイメージがある程度出来上がってから動くタイプです。制作の途中で方向転換することは多々ありますがそれでいいのかなと思います。一つの点の位置で考えがガラッと変わったりするので面白いです。思った通りの流れになるとかなりイラついてしまいます。今日も筆を1本折りました。

具象タイプかと思いきや僕の抽象画好きな生徒さん意外と多いので嬉しいです。抽象って何描いてあるかわからないですよね。わからないで終わってしまうとアートできない。何が描いてあるかわからなくても感じて楽しめればいいんです。

皆さんも抽象画描いていますよ。本物そっくりに描いているわけでもなく、ある種の主観を含んだ表現になっているので抽象としてもいいと思います。

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例えば上の風景を抽象化して描いてくださいとのお題を与えられたらどうのように描きますか。
なんとなくそれとわかるように描く。意外と難しいですよね。
いつも忠実に対象を写し取ろうとするアプローチをしている人にはハードルが高そうです。なんとなく分かる程度でいいのですから気楽にやりましょう。
僕は心象的な抽象画が好きなので物を形体を崩したものはあまり描きませんが抽象の始まりのような気がします。

普通に一生懸命描いた絵がつまらないと思ったら一度抽象的アプローチに切り替えて描いてもいいと思います。絵は上手くなるのにある程度時間がかかります。いつも愚直に描いているだけでは疲れてしまいますよね。落書きになってもいいので感じたものを優先して描いてみると楽しいですよ。

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