復習!

絵の専門用語ってわからないこと多いですよね。
指導の途中で専門用語を使ってしまうことも多いのですが初心者にはわかりにくいです。

仕事のための資格を取るときになにやら難しい言葉を覚えさせられますね。
それと同じようにまずは基本的な美術用語を覚えましょう。
上達に非常に役に立つので必須ですよー!

チュラポの指導でよく出てくる言葉を以下に列挙します。
会員さんには抜き打ちテストをするので宿題です。笑

・封筒。英語圏ではエンベロープですか。
静物ではいくつかモチーフがあると思いますが下の黄色の線のように全体をなんかしらの形に入れてやることを封筒と言います。
床面の傾きまで注意がいく人は教室で1割程度です。かなり重要なことなのでしっかりマスターしてください。

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・ターミネータ
日本では稜線ですね。明暗を分けるライン(明暗境界線)です。
絵はトーンが肝になりますがその基準として機能するのがターミネータです。海外ではかなり強く指導されるものですが日本では緩いです。意識が薄い部分なので物の輪郭線より重要だと思っていた方がいいでしょう。

・オクルージョンシャドウ
チュラポ以外の会員さんでオクルージョンシャドウを聞いたことある人は少ないのでは。オクルージョンシャドウとは光がほぼ当たらないシャドウでも黒に近い部分です。具体的には物と物が接しているところにあります。どぎついのを嫌う傾向のある文化なので敬遠されがちですが絵を描くときは必須項目です。

・トーン
当たり前過ぎて忘れていました。トーンとは色をグレースケールに変換したものですね。
中級以上の人へ。
トーンは見えた色と必ずしも合わせる必要はありません。
画面の中で他のモチーフとのトーン差を保持することの方が大切です。要は画面内でトーンセットを完成させるイメージで描いてください。文章でわからない場合はレッスン中にまた聞いてくださいね。

色についていきましょうか。
・色相(色)、明度(トーン)、彩度(鮮やかさ)
基本的にこの3つをばっちり合わせれば見えた色を作れますね。
反対にこの3つのうち一つでもズレると違和感があります。
トーンについてわからない人はデッサンするしかないです。
水彩で何回も重ね塗りする人、油彩で何層もする塗り重ねる必要のある人はこの3つの精度を上げることで画面上の色がきれいになります。

・補色
色相環で向かい合った色どうしのことですね。説明が長くなるのでこれでわからない人はググッてください。とりあえず補色を駆使して混色をマスターしましょう。色の使い方はそこからです。

僕は質問がなければ指導を理解していると判断します。質問がなければすっ飛ばして話し続けてしまうのでレッスン中もわからないことはすぐ質問してくださいね。

チュラポの教室は小さいですが会員さんはそれがいいと言ってくれる人が多いです。生徒さんにとっては制作するところは大きい方がいいと思っていましたがすぐに質問できる環境はそれはそれでいいのかなと思います。僕もその口で気に入った先生にはみっちり根掘り葉掘り聞きたいタイプなのです。その方が上達早いですよね。生徒が多すぎると質問するタイミングがわからん。。。僕はそれでもKYでグイグイいけるタイプですが。笑 だって上手くなりたいんだもん。^^

専門用語はまだありそうですが今日はこんなところで。
Buenas noches!

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