アートするということ

CHULAPO展まであと一ヶ月ですね。
出展者はそれぞれの想いの中で描いていることと思います。

普段教室で上手くなるための習作とは違い、多かれ少なかれプレッシャーを感じているのではないでしょうか。
展覧会なのでお祭り騒ぎで描きたいところですが当人はそういきませんよね。

知らない人に絵を観てもらうことはとても大切です。
ただ好きで描いているだけでは自己満足、自分の中で完結してしまうものです。

絵を描くことに集中しすぎることがあります。
「アートする」
心の奥から溢れるものを表現することに絵を描く意味があるように思います。
これがないと絵がただの腕比べになってしまいますよね。
ただ上手に描いた絵では普通になります。
人の心を動かすことはとても品の良い遊びです。

アートするためには心の解放が必要になります。
人に見せる前提で描くとある種の野心やいやらしさが出てきますがこういったもので腕が縮こまることが多いです。
腕が縮こまってつまらない絵になってしまったら遠慮なく捨てて次の絵を描きましょう。
納得いくまでとことん描いて絵に夢中になってください。
最終的にはハートの強さだと思うのです。気合です。
どんな状況でも自分を貫ければ絵は生き生きしてくると思います。
自分ってやつを絵に閉じ込めて観てもらいしょう!

CHULAPOは物作りに熱い情熱を持って、より深いものを求めるアーティストが集まる場所です。
皆さんの内なる美を楽しみにしています。

コメント


認証コード0243

コメントは管理者の承認後に表示されます。