スカルを描いてみたが…

「顔の描き方」のワークショップのために軽くスカルを描いてみました。
結果…で?って感じです。
私は解剖学が嫌いなので人体の中をあれこれするのがいかにも勉強という感じがしてしまいます。
スカルを描いて顔を上手く描けるようになるかは???なところですね。
表情によって顔の筋肉が反応しますが解剖学を知っているからどうこうできるとは思えないのです。もちろん助けにはなると思います。

ここでもやはり「観えたまま描く」ですね。
観えたまま描けるようにはなるにはある程度忍耐力のあるエクササイズが必要になります。
逃げてはダメですよ。
逃げるための口実として知識を詰め込もうとするのでしょうか。
何年も理論武装して逃げ回るより真っ向勝負した方が結局は時短になります。

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ワークショップで説明するために小さなスカルを買いました。
左がそれを描いたサンプルです。



モチーフを拡大して描くのはかなり難易度が上がりますね。
10cmもないスカルをA3サイズの紙に描いたのでけっこうきつかったです。
基本的にモチーフを縮小して描いた方が形を取るのが楽です。
試しに何かモチーフを3倍拡大で描いてみてください。
これ写真を使うときにも言えますね。
旅行の写真などは小さく印刷しますが絵を描くときには拡大してあげましょう。
可能なら描く画面と同じぐらいが理想です。
小さい写真から四つ切りの紙で描くのはかなりハードルが高くなりますので気を付けてくださいね。

余談ですが鉛筆は筆圧を上げた方が綺麗に描けますね。
ダラダラした線だと粉っぽくなってしまいます。
「なんかいつもモアッとしたぬるい感じになってしまう」という人は鉛筆を一つか二つ硬いのに切り替え(2Bで描こうとするところをHBにする)、筆圧を上げて描いてみてください。
塗るのではなく線でトーンをつけるんですよー!

スカルの話ですね。
要は解剖学は予備知識で観えたまま描けることが大切だということです。
心を躍らせながら描けるとより感じる絵になると思います。

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