ざっくりした絵を描く糸口!

皆さん写実的な絵よりざっくりとした心地の良い絵が好きな方が多いようですね。
ざっくりとした絵に憧れてその気になって描いてもただの雑な絵になってしまうことありませんか。だいたいそうなりますよね。笑

ざっくりした絵の勢いあるタッチにだまされてはいけませんよ。
その下にある層をよく見ると答えが出てきます。
トーンの数が少ないんですね。
最終的なタッチを乗せる前に少ないトーンでしっかり画面を構築してあります。
少ないトーンというところがカギになります。そこで4トーンデッサンを提案します。

auto_jHTJKX.JPG

サンプルです。
左の絵は背景、床含めて4つのトーンしか使っていません。
細かいトーン変化やグラデーションなどはなく全てベタ塗りです。
ヘタにトーンを細かく乗せて崩れている絵よりすっきりとして見やすいのではないでしょうか。



トーンの内訳や細かいことはいつもの通り会員さんだけに教えます。
フルトーンで描くときにもこうした考え方は非常に重要になります。
少ないトーン数で描けないと10段階のトーンなど使いこなせるわけありませんよね。
ディテールの描写力が長けていても画面全体で勝負された絵には圧倒されてしまいます。
画面のトーンパッチについて見直してみてください。

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