カテゴリ:色

絶対色感

たまに絶対色感という言葉を聞きます。
色の三要素である色相、明度、彩度を一発でピタリと当てる能力のようです。

この能力はある程度の訓練でいい線いくと思います。
生まれ持ったもののように感じますがそんなことはありません。
スタート時には差があるかもしれませんがなんとかなるものです。
例えばペンキ屋さん。色を調合したりしますよね。やはり経験を積めば上手くなるそうです。

暖色は突進して見えるとか、補色の関係を意識して前後関係を出すとか色々あるようですが、その前に見えた色その色を作るエクササイズをしてみてはいかがでしょう。

前まで私はデッサン至上主義で色なんてどうでもいいぐらいに思っていました。
それでも色に興味を持った時期がありまして、猛烈に色について勉強しました。
相変わらず独学ですが。。。
ある日外に出たら全く違う世界がありました。目に飛び込んでくる全ての色が新鮮だったのです。
そこからまた色が楽しくなりデッサンだけの世界から広がった記憶があります。

女性は色を使うのが好きな傾向にありますね。男性は愚直にデッサンする人が多いです。
しかし男性の中にもとても素晴らしい色感を持った画家さんをたくさん見てきました。
色彩感覚の良さは性別によるところではなく、どれだけ色に敏感になれるかで違ってきます。

上で言っている絶対色感はリアルな絵を描くには必要な能力だと思います。
しかし絵は現実以上に美しいものを描くことで価値が出るのではないでしょうか。
より良い絵を描くためにどんどんトライしていきましょう!

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