カゲの形を信じましょう!

シャドウの形を正確にとらえることで形は浮いてきます。
それに対し線でなんとか表現しようとすると上手くいかないことが多いです。
ありもしない線を無理に引くのですから当然実物とは違ってきますよね。
描きこみも同じです。線でカリカリ描くのではなく明暗で描く意識が大切です。
細かい装飾があるレリーフをデッサンするといい練習になります。

画像の説明

再度手の石膏像です。ブロックイン的な感じで形を取りました。
左の絵を見るとあまり輪郭以外の線が残っていないと思います。練り消しできれいに消したわけではありません。つまりブロックインはしていません。ちょっとマニアックな描き方なのでここでは割愛します。


今回はシャドウを愚直に追っていけば形が見えてくるお話をしたいと思います。
手は皆さん苦戦するのではないでしょうか?思い込みで描く部分が多いので難しいのでしょう。
私は何かを描くときはそのモチーフの名前を忘れます。
「モノに光が当たって見えているだけ」という感覚です。
この手も手の甲、指などの見方はしていません。手らしきものが光によって見えているだけです。
人体でも同じですがパーツという概念はよくありません。デッサン人形はモチーフとしてはいいと思いますが人体描写の練習には悪影響を及ぼす可能性があります。

指もきっちりした輪郭線がほしくなります。イラストならいいかもしれませんが、ピュアアートの世界では都合が悪いです。実際描いたときにはきっちりした線はそんなに見られませんでした。

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シャドウだけにトーンをつけてみました。
輪郭線を取ったときよりリアルに見えると思います。
観たままに近づいたから目が親近感を覚えるのです。



真っ暗な部屋では何も見えません。照明をつけることでモノが見えるのです。
当たり前ですか?なら光を信じて描きましょう!

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